@ 歯周病細菌検査・A 唾液検査・B 舌圧検査・C 咀嚼機能検査・D 口臭検査 などの検査を行い、将来起こりうるお口のトラブルを未然に防いでいきます。
虫歯・歯周病・咀嚼嚥下機能障害を予防することは、全身疾患(虚血性心疾患・高血圧・脳血管疾患・動脈硬化・高脂血症・早産・低体重児出産など)を予防します。
@ 歯周病細菌検査
歯や歯ぐきに強い毒性を示す特定の細菌を確認し、歯周治療や抗生剤を併用し除菌を行います。
より効果的に歯周病の進行を抑え、リスクを低下させます。
A 唾液検査
唾液には抗菌作用や虫歯の緩衝作用、消化作用など様々な働きがあります。
唾液が減ると、味覚障害・虫歯になりやすい・歯周病が悪化しやすい・舌痛症・食事の消化不良など様々な問題が生じます。
唾液の様々な作用がしっかりと働いているか、唾液の分泌量が減っていないかを確認し、起こるリスクを判定し予防処置を行います。
B 舌圧測定
適切なかみ合わせ・適切な姿勢とバランスには舌の位置がとても重要です。
歯列不正や顎関節症、噛み合わせ不良の方は舌の位置が適切でない、舌の動きや舌の力が弱い場合が多いです。
現在の舌の状態を計測し、必要に応じて舌のトレーニングを行い噛み合わせの治療や矯正治療、姿勢トレーニングの改善に用います。
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正しい
舌の位置
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舌のトレーニングで
正しい舌の位置へ改善
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C 咀嚼機能検査・・・歯を失われた方は食事を咀嚼(かみ砕く)する事が難しく、丸のみに近い状態です。
これでは消化不良になり臓器への負担もかかります。
現在(術前)の咀嚼機能を計測し、歯科治療(インプラント・義歯・ブリッジなど)を行うことでどれだけ咀嚼機能が改善されたかを数値化しながら改善していきます。
咀嚼(かみ砕く)が改善されると炭水化物偏重(パン・麺・ご飯)が改善され、繊維質の野菜や肉類(タンパク質)も摂取出来るようになります。
咀嚼機能(咬む力)を改善することで、食べにくくて諦めていた根菜や漬物など、伝統的な日本食も食べられるようになり、健康を保ちます
D 口臭検査・・・口臭成分のガス「硫化水素」「メチルメルカプタン」「ジメチルサルファイド」を3に分離してその濃度を測定します。
口臭は発生源によりガスの成分が異なるため、各成分の濃度を分析することで原因を特定する事が出来ます。
「生理的口臭」「口腔内口臭」「口腔外口臭」に分類し、歯科で対応可能な物を治療していきます。
歯科で対応困難な場合は医科へのご紹介を検討します。
まずは口臭検査で臭いの原因をしらべ
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歯科医院で口臭の原因菌を除去しましょう!!
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歯科で守れる全身の健康
虫歯になるのは糖質(炭水化物)の摂取法に問題あり!
改善することで虫歯だけでなく、高血糖・糖尿病の予防へつながります。
歯周病
歯周病菌は全身の血管を老化させ傷つけます。これにより動脈硬化・虚血性心疾患・脳血管疾患・糖尿病・肥満・早産・低体重児疾患のリスクが高まります。
歯周病を予防して全身疾患を予防しましょう!!
歯ぐきに潜む、歯周病菌が全身をまわり悪影響を及ぼします。
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病気を未然に防ぐためにも歯周病治療をしましょう。
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歯の喪失
歯を喪失すると、かみ砕く事が難しくなり、繊維質の多い野菜が摂取しずらくなる。
するとどうしても、柔らかくたべやすいパン・ごはん・麺類などの炭水化物に偏りがちになります。
高カロリーだが栄養素が不足してしまう食事は、肥満・糖尿病・動脈硬化・虚血性心疾患・脳血管疾患につながります。
またタンパク質不足することで筋肉量が減少し寝たきり等の要介護リスクが高まります。 歯科で義歯やインプラントなど、無くなった歯を補うことで
食べられる種類が増え、健康を維持できます。 |