そのような症状は「インプラント調整」でよくなる場合が多いのです。

インプラントは非常に優れた治療方法である反面、非常にデリケートな施術調整を要するものであることも事実です。

インプラントを入れることによって、0コンマ何ミリか、歯の高さが狂っただけで噛み合わせがおかしくなり、上記のような症状が発生するのです。
つまり、1本の歯（この場合はインプラント）のほんの少しの不具合が顎全体に非常に大きな影響をおよぼし、その結果重篤な全身症状を誘発するのです。
これは、顎関節症の治療を長年行ってきた当医院では当然のことと認識し、日々治療を行っていますが、残念ながら多くのインプラント治療を行っている歯科医院様はそこまでは考えられないのが現状です。

かみあわせとインプラント治療は密接な関係があります。
というのは歯のないところにインプラント治療をし、かみあわせを作っていくという作業だからです。　
かみあわせが悪いとうまくかめませんし、肩こり、頭痛の原因になります。
歯が抜けて悪くなったかみあわせが、インプラントをすることによって、良くなっていないのが現状です。

	実際の調整方法

Aにのみインプラントが入っている場合


Bの部位の歯を治療してBに冠を入れます
出来るだけAの部分のインプラントをはずさないようにします。

AB両方にインプラントが入っている場合



ABどちらかのインプラントの冠をはずしてかみ合わせの調整を行います。

基本的に現状を利用して費用のかからないようにします。

このページ最初に書きましたような症状が出たからといってインプラントの手術ミスかといえば、そうとはいえないのが現状なのです。
しかしながら、せっかく高価なインプラントを入れたにもかかわらず、このような症状をほうっておくのはよくありません。

※当医院では他医院で入れたインプラントでも可能な限り再施術や調整を行っております。
詳しくはまずご相談ください。