くいしばりが改善しにくい人とは 大阪堺市中区の西村歯科
 
 
   
   

 

 くいしばりを改善するには舌の位置の改善

 

 

■舌の位置の改善方法


舌の位置が下がり、さらに傾いている人は食いしばりやすくなります。

 

下の顎に装着する装置
上の顎に装着する装置
診断により上顎、下顎のどちらかに装着します。
調整方法は装置の一部をカットして体に合うようにします。
この
小さな装置で傾いていた舌が真っ直ぐになり舌の先が上がるようになります。

治療のゴールは舌を真っすぐにして舌の先を上げるようにすることです。
舌を上げるようにすると上下のかみ合わせに空間ができ、姿勢がよくなります。
食いしばりにくい体になります。



1,口呼吸と関係
舌が下に下がると、口が開きやすくなる。
舌が上にべたっとつけると、下顎も一緒に上がり口が閉じるようになる。
一度試しにやってみてください。
口が開くと鼻と口でも呼吸できるようになる。
そうなると口の中が乾き、殺菌作用がある唾液も出にくくなるので、虫歯や歯周病になりやすくなる。
・唇があれやすく、のどがやられやすい。


2,姿勢と関係

正しい位置であるスポットに舌の先がべたっとついていて軽く口蓋を押している状態が良い状態です。舌が軽く口蓋についているか、下顎の歯についている人がほとんどです。
べたっと口蓋につくことにより重い頭を支えて姿勢を安定させます。
舌がスポットにつかないで下がった状態でいると、舌が宙ぶらりんの状態になり顔を支え切らず、顔がやや下を向くようになり体のバランスを崩します。
バランスが崩れていると、姿勢を正しい位置に戻そうとして、身体に常に力を入れて生活しています。経験的に舌が下がっている人は不定主訴が多くどこの病院に行っても原因が解らず悩んでいる患者さんが多いです。


3,呼吸と関係
舌がいつも下に下がっていると気道をふさぎやすくなる。
そうなると無呼吸になりやすく、睡眠が浅くなりがちでいつも昼間眠い感じの人が多い。
集中力や体力の持続に悪影響を及ぼす

舌が上あごにべったりついているのが正しい位置。 舌が上あごにつかず、下にあるのはダメ。


 

■舌の位置の改善方法

 

夜用、昼用装置の種類の決定

1、 夜寝るときに装着する装置、日中につける装置は上下どちらに装着するか診断してから決定します。


■リスクとして
装置を上の歯、下の歯どちらにつけるかの診断は非常に重要です。
間違うと良くなりません。
理由 アゴの左右の位置は人によりすべて異なります。
アゴの状態を診断して装置を決定します。診断により症状の改善が劇的に早くなりました。

アゴの左右の位置は様々です
左右とも前に回転、左右とも後ろに回転、左は前に右は後ろに回転している人
診断することにより
顎を正しい良い位置に装置で移動します。これにより改善がいっそう早くなりました。

■装置の種類
いろんな装置があります。歯並び、症状に応じて決定します。
装置が合わない場合はすぐに交換可能です。
夜は食い縛らないような装置を選択します
リスクについて
装置は装置が決まり装着してみなしと身体に合うかわからないことがあります。
装置を入れて余計に食いしばることがあります。

■来院時の内容
1回目 問診、原因及び改善方法の説明 、装置の製作、良い姿勢と悪い姿勢の区別を  理解してもらう。枕の高さのビデオを見る
 
2回目 2−4週後 
    装置の調整、まだできていない姿勢の改善、ストレッチの指導
3回目 約1か月後 
装置の調整、姿勢の確認、ストレッチ指導、
4回目良くなれば希望により噛み合わせ治療に移る


 

■その他多種にわたる改善装置のいろいろ
     
     

 

 


 

 

 

 
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